コーディネーショントレーニングについて
運動やスポーツの動作は、筋力や持久力、柔軟性、バランス、スピードなどの要素が組み合わさったものです。
これらの組み合わせを、スムースに調整する「コーディネーション能力(脳から体への伝達速度を早く、正確に行うこと)」を鍛えるためには【コーディネーショントレーニング】が必要不可欠となります。
昔の子どもたちは、木登りや鬼ごっこ、秘密基地づくりといったいわゆる”外遊び”の中でコーディネーション能力を自然と身につけていました。
しかし最近では、スマートフォンやゲームの普及などで遊び方が大きく変化。
外で遊ぶ機会は激減し、普段の生活の中でコーディネーション能力を習得することが難しくなっています。
そのため、意識的にコーディネーション能力を高めるためのトレーニングを取り入れることが大切となっているのです。
コーディネーション能力を高めるトレーニングは、神経系が著しく発達する「プレゴールデンエイジ(4~8歳)」と「ゴールデンエイジ(9~12歳)」と呼ばれる時期に習得するのが最適とされています。
当クラブでは、ボール遊びの代表格ドッヂボールから、リズムに合わせて飛んだり跳ねたりするリズムトレーニング、バランスボールを使ったゲームなど、多種多様なプログラムを取り入れています。
これらの動きはすべてコーディネーション能力を高めるもので、将来スポーツをするための体、自分の意思通りに動かすことができる体づくりの土台をつくるものとなっています。