ルート体育クラブの思い

近年、宮崎県においても都市化が進み、子どもたちを取り巻く環境が日々変化しています。

育児においては、利便性の良いものが次々と開発される一方で、自分の体を自分で支えずに育つ乳幼児が多く見られるようになりました。

日常生活では、車社会による歩行の減少が懸念されています。

また、スマートフォンや電子ゲームの普及が子どもたちに与える多大な影響は、ニュース等でも頻繁に取り上げられるほど大きな社会問題のひとつです。

このような様々な要因が「体力低下」「運動嫌い」「疲れやすさ」「肥満」といったあらゆる体の問題を引き起こし、体だけにとどまらず心の問題をも生じさせます。

 

子どもたちの遊び場や遊び方が変わったことで、体を使う時間は極端に減り、幼稚園や小学校での「授業」、「スポーツ活動」でしか、その機会を得られないのが実状です。

普段の生活の中に、体を使って遊ぶことを習慣として取り入れてあげることが、いまの子どもたちを取り巻く問題解決の一端を担うことに繋がると考えています。

当クラブのレッスンでは、子どもたちが楽しくのびのびと自発的に体を動かせることを第一に、体と心の土台を育む場所になることを念頭において活動しています。

 

推薦者様の声

リハステップ郷 高橋 能久 先生

理学療法士として子供から大人、高齢者までの幅広いリハビリを行ってきました。

関節疾患の多くは動きの癖が影響しており、その癖は子供の頃からの習慣である可能性があります。

動きの癖はその人の特徴であり必ずしも悪い結果を生むわけではありませんが、普段の生活やスポーツを自分の特徴的な動きだけで行い、偏った動き方を繰り返した場合に、身体を痛める事があります。

子供の頃から、自分の特徴を知り、自分の体の使い方の幅を広げ、様々な状況に対応できる体作りをする事が望ましいと思います。

ルート体育クラブで楽しみながら、一生使える体を育むことをお勧めします。

リハステップ郷 高橋 能久